平成27年の合格率低下の影響

社会保険労務士試験は、合格率が必ず低いことで有名です。そのわりには、まったくの素人でも1年以内に合格できる望みがあるのですから、やたらめったらに「難しい」と連発することはできませんが。

社会保険労務士試験の合格率は、以前から10%に到達しない(平成19年を除く)ことで有名です。その理由は明白で、合格者の人数を厳正に管理するという意図があります。社会保険労務士が増えすぎることを危惧していると以前から指摘されています。

ただし、直近の社会保険労務士の合格率については変化が激しくなっています。平成24年までは、若干の例外を除くと社会保険労務士試験の合格率は7~8%台がほとんどでした。しかし、平成25年は5.4%に下がり、平成2年は9.3%に上がりました。そして平成27年は2.6%に一気に落ち込みました

平成27年の合格率の急降下は、毎年の推移の中で見るとひたすら目立ちます、平成27年は、試験終了直後から「問題がやたらに難しくなっている」と言及されていました。一般受験者の中でもそうでしたが、専門家の間からも試験問題の難易度上昇が話題になっていたほどです。

平成27年の合格率は、例外的な位置づけをされる可能性もありますが、これがターニングポイントとなって平成28年以後も難易度の高い問題が増える可能性もあります。つまり今後については何ともいえませんが、完全なる独学で社会保険労務士にチャレンジすることの厳しさがいっそう増したことは確かでしょう。平成27年の結果を参考にするなら、通信講座等の助けを借りるようにしたほうが建設的な結果になるでしょう。

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