独学で受かりやすい人たち

社労士の独学を決める前に、自分自身がそれで合格できるかどうかを、客観的な立場から検討しないと、大損をする恐れがあります。難しい試験に挑むのですから、合格できるかできないかを深く検討する機会を必ずつくってください。

社労士の独学がうまくいって、見事合格することができたら素晴らしいですね。
通学しても、合格できずに涙をのむ人たちがたくさんいるのが社労士試験の現実ですから独学で社労士合格をやりおおせたらこんなに偉大なこともありません。

しかし独学をやり通すこと、そして社労士試験合格までたどり着くことは本当に酷で、楽なことではありませんね。
独学がうまくいっているのはどんな人たちなのでしょうか? 

1 時間をたっぷりとかけられる余裕のある人

現役の大学生や大学院生、あるいは子育てや家事、介護に追われる必要がいっさいない境遇の主婦、あるいは失業者や就職活動者やニートであれば、週に4日でも5日でも、それも連日7時間や8時間といったハイペースで勉強時間を大量につぎ込める場合がありますね。
これだったら一般の社会人等よりもはるかに独学合格の可能性が高まります。

2 社労士のテリトリーに近い職務経験や資格を持っている人

社労士は法的知識をよりどころにして活動する資格ですが、法律に関する勉強を本格的にした経験がある人、特に法律系の資格を持っている人は、社労士の勉強にかなり入り込みやすいですから、独学合格もチャンス増大となるはずです(実際に、行政書士や宅建の合格者が社労士の資格も取得することは多いです)。

それから、公務員や労働組合、または企業の総務部や人事部の所属者として、労務関係の仕事をしてきた人は社労士の勉強内容にスムーズに入れます(実際に、それらの仕事の定年退職者が社労士に独学で合格することは、昔はおなじみの光景でした)。

3 1回以上社労士試験を受けていて、「あと数点」くらいで不合格になった人

この人たちは社労士の勉強をすでに何ヶ月も、下手をすると1年以上やっているわけです。
土台がもうできあがっていて、基礎的なことはもうだいぶ身に付いている段階ですから、今度はもう1回独学で受けに行っても受かりやすいといえます(もっとも、それでも不合格になるパターンは少なくありませんから楽観はまったくできませんが)。

1~3まで、数ヶ月~1年の時間をかけて独学をすると社労士に合格できる見込みの高い人たちをパターン化してみましたが、どうでしょうか? 
率直な話、該当する人たちはほとんどいないのではないでしょうか。
しかしこれが社労士試験の現実です。評判のいいテキストや問題集を買いあさっても、完全な独学で社労士に合格することは変わらず困難なままなのです。

それではどうしたら社労士に初心者が合格できるチャンスを増やせるか、残りのページでさらに考えていきましょう。

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